まるは現在ナイアシンの大量摂取を行っております。
ということで、メチルニコチンアミドの研究を漁ってみました。
ポジティブな研究からネガティブな研究結果までさまざま。
ポジティブな研究結果は最高権威「ネイチャー」掲載されたものです。
一方、ネガティブな研究結果は科研費で行われた福島県立医科大学のものです。
脳ドッグのある医大ですからね。
頑張ってるんでしょうが、うれしい結果ではないです。
ニコチンアミドが「ミトコンドリアDNA破壊」とか「脳神経細胞死を引き起こす可能性」とか、、
出典 ネイチャー医療 2015
米国ベスイスラエルディーコネス医療センターからの研究報告
新しいビタミンB3の代謝経路を発見
N1-メチルニコチンアミドは健康な肝臓のSirt1たんぱく質を上昇させ、トリグリセリドとコレステロールの生合成を抑え、炎症マーカーを低下させ、肝臓脂肪とコレステロールを対照群に比べて低下させる作用が見られた。
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=50625&-lay=lay&-Find
科研費 福島県立医科大学 2009–2012
パーキンソン病発症への重金属の関与を探る疫学及び実験研究
マンガンによってニコチンアミドメチル化酵素活性が亢進し、脳内のメチルニコチンアミドが増加することによって神経細胞死が引き起こされる可能性が示唆された。
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-21590657/
科研費 福島県立医科大学 2002–2004
ナイアシン欠乏状態がパーキンソン病を予防する可能性を実証する疫学研究
体内に摂取されたナイアシンは、体内でNADH合成に使われるが、分解過程で脳を含め全身の組織でニコチンアミドが遊離し、メチル化が生じる。このメチル化されたニコチンアミドがミトコンドリアの呼吸鎖酵素複合体complex Iを直接的に、あるいはミトコンドリアDNA破壊を介して間接的に傷害し、神経細胞の脱落を招くのではないかと考えており、これを裏付ける結果を得つつある。実験室レベルの研究と中国における悉皆調査をさらに進め、表題にある仮説の検証を行っていきたいと考えている。
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-14657090/
科研費 福島県立医科大学 2015-04-01 – 2018-03-31
パーキンソン病患者には何故癌の発生が少ないのか?-癌発症予防の基礎的研究-
現在、研究の方向性の修正を行い、平成29年度に向けて実験準備に入っている。そうです。
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-15K08782/