双極性障害一覧

精神疾患と炎症【双極性障害】

精神疾患も例外ではありません

最近の研究によって、これまで慢性炎症との関連についてはほとんど顧みられなかった病気でも、実は慢性炎症が関わっていることがわかってきました。加齢とともに増加するがん、動脈硬化、肥満、アルツハイマー病などの種々の疾患、さらには老化そのものも、慢性的な炎症性の変化によって症状が進行するのではないかと考えられる証拠が見つかってきました。最初の内は症状として現れない慢性的な炎症性の変化が、種々の病気の要因となっている可能性があるということです。その慢性炎症状態に、「自然炎症」のメカニズムも重要な役割を演じていると考えられるようになってきています。
http://www.jst.go.jp/crest/inflam/inflam/sick.html

例えば、内臓脂肪からは炎症性サイトカインが放出されます。
内臓脂肪を予防するだけでも価値があります。
歯周病も慢性炎症、副鼻腔炎なども脳に近いので気を付けたいです。

 

【必読!】
■精神疾患と炎症【双極性障害】
http://blog.livedoor.jp/beziehungswahn/archives/38564251.html

■アルツハイマー病にヘルペスウイルスが関与か
https://www.carenet.com/news/general/hdn/46311

■慢性炎症と疾患
https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics/54/2/54_105/_pdf

■「炎症回路」の活性化が多くの病気の発症につながっています
https://www.bio-anthropos.com/

 

■遅発性ジスキネジアを治す!症状軽減~根治まで人柱として実験検証
食いしばりを克服までの経過

糖質の「質」に気をつけた食生活 まるの主食紹介

減薬断薬の邪魔になるもの、それは糖質過剰です。
炭水化物や砂糖の過剰摂取はビタミンB1を大量に消費します。

【追記】ビタミンB1欠乏による中枢神経の障害

ビタミンB1欠乏症には、大きく分けて、末梢神経障害と中枢神経障害があります

中枢神経の障害が強いとウェルニッケ脳症・意識障害・眼球運動障害・運動失調症状を呈する
神経所見では腱反射減弱・四肢脱力・感覚障害・下肢握痛・下肢筋萎縮など
循環器所見では下肢浮腫・心拡大・心雑音・血圧低下・肺うっ血など

末梢神経障害と中枢神経障害の見られる方は是非ビタノイリン(ビタミンB1,B2,B6,B12)の処方をオススメします。メチコバール(ビタミンB12)もオススメです。

ビタノイリンの薬理効果
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00048070

メチコバールの薬理効果
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00053082

 

 

 

私は栄養療法(大量のサプリも含む)を始めてから、「炭水化物飢餓」や「砂糖飢餓」から脱することができました。

 

抜粋:総合南東北病院
ビタミン講座 ~ビタミンB群~ より
日本人の主食のご飯やパン、砂糖などの糖質が分解されエネルギーとなる過程で必要となるのがビタミンB1です。ビタミンB1が不足すると、いくら糖質をたくさん摂取したところで、エネルギーに変えることができず、乳酸などの疲労物質がたまり、疲れやすくなります。私たちの脳や神経機能を正常に保つためにも十分なエネルギーが必要です。エネルギーが不足すると精神が不安定になり、イライラしたり集中力が失われたりといった症状があらわれます。肝臓や腎臓の機能も低下し、胃腸障害などの原因にもなります。余分に摂取したビタミンB1は尿と一緒に排出されるので過剰摂取による副作用はありません。
http://www.minamitohoku.or.jp/kenkokanri/200907/vitamin.html

 

ベンゾ減薬・断薬中、離脱症状が起きている状態でビタミンB1不足に陥れば、ミトコンドリア内の代謝経路で補酵素として働くビタミンB1まで不足してしまいミトコンドリア機能まで低下してしまいます。
ミトコンドリア機能低下については昨日の記事を参照してください
http://bzd-phytotoxicity.org/?p=292

 

そこでまるの「主食」紹介です!

まるは極端な糖質制限をしておりません。
糖質の「質」に気をつけた食生活をしています。
精製されすぎた白米や砂糖を減らしてます。
「精製」すると貴重なビタミンミネラルまでそげ落とされてしまいます。

ですので「精製され過ぎた糖質は避ける」糖質制限を実行してきました。

果物や芋類は沢山食べてます。
果物には糖質も多いですが、ビタミンミネラルも豊富なのでビタミン不足に陥る心配はそうそうないでしょう。

そして「主食」はこれ!
ちゃんとお米食べてますよ!
毎日「キノコ炊込みご飯」を食べています。

【材料】
白米1合
もち麦1合(セカンドミール効果)
FANCEL 発芽玄米1合
マイタケ(特に亜鉛、ナイアシン、ビタミンDを多く含む、マイタケDフラクション、多糖類βグルカン、セカンドミール効果など)
エノキタケ(特に根元に葉酸が豊富)
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2016/12/post-5.html

 

炊飯前に
こめ油 大さじ1(米油特有のγオリザノールなどのポリフェノールが豊富)
グリシン 小さじ2(ミトコンドリアの機能活性)
を加えます

実は「もち麦」「マイタケ」にはセカンドミール効果があります。
朝食だけでなく次の食事の糖質吸収も抑えてくれます。

■玄米ではなく発芽玄米を使っている理由
玄米が固い殻に包まれているため、しっかり噛まないと栄養を吸収することができないため。
白米と一緒に炊くことができる。

グリシンについての興味深い研究

「細胞初期化」で老化をリセット?若返りに結び付く発見 筑波大
https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/0/10121.html

筑波大学
https://www.tsukuba.ac.jp/wp-content/uploads/web150522hayashi.pdf

 

糖質の過剰摂取から抜け出せたことで、過食から抜け出せました!

 

 

■遅発性ジスキネジアを治す!症状軽減~根治まで人柱として実験検証
食いしばりを克服までの経過

 


抑肝散の可能性 最低12週間は続けてほしい

■遅発性ジスキネジアを治す!症状軽減~根治まで人柱として実験検証
食いしばりを克服までの経過

 

ジスキネジア・統合失調症・パーソナリティ障害・認知症を患っている患者さまには是非お勧めしたい漢方薬です

私のジスキネジアの症状緩和の底上げにも有効だったという実感があります
ジスキネジアが止まった今も抑肝散は継続しています
個人的には双極性障害にもよく効くと実感しています

 

漢方や生薬には天然のアルカロイドが豊富です
私が毎朝飲んでいる「キャッツクロー」は関節リウマチやアルツハイマーの予防のためです
日本にはキャッツクローの近縁種のカギカズラがありますが、それが「釣藤鈎」です
抑肝散にはこの釣藤鈎が含まれて有効成分とされています

 

【重要 釣藤鈎】
成分としてはリンコフィリン、イソリンコフィリン、コリノキセイン、ヒルスチン、ヒルステインなどのアルカロイドを含有する

 

 

■抑肝散の臨床応用
――統合失調症,パーソナリティ障害,ジスキネジアなど――
堀口 淳
(島根大学医学部精神医学講座)

https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1140060708.pdf
結果的には,本研究にエントリーした 22名の患者が全て 12週間の研究期間を完了し,中止脱落症例はなかった.

抑肝散の投与により患者の約 70%でジスキネジアは有意に改善し,その治療効果は抑肝散投与後 8週間目に認められ,12週間後まで持続した.

安全性に関しては,投与開始 12週後に施行した血液生化学検査では異常検査値の発現は認めず,臨床上外覚的な有害事象もなく,自覚的な副作用も認められなかった.

さらに驚くべきことに,図 3-Bに示したように,PANSSやCGIによる統合失調症の症状も,ジスキネジアの改善に加えて観察されたのである.

このことから,我々は対照群を設けて,抑肝散を統合失調症にopen-labelで投与することなった.

 

 

■抑肝散の認知症に対する治療効果の行動薬理学的実証

アルツハイマー病を始めとする認知症に対して,抑肝散を補完・代替医療の1つとして使用するためにはその作用の科学的背景が必要であった.

これについて実験動物を用いて前臨床的研究を行った結果,抑肝散は,5-HT神経系を賦活することによるBPSDの改善作用を有すること,また比較的大量に使用すればACh神経系を賦活し見当識障害などのいわゆる中核症状にも有効であることが分かった.

さらにそれぞれの作用には構成生薬のうちBPSDには釣藤鈎が,中核症状には当帰が重要な役割を演ずることも分かった.

認知症に抑肝散などの漢方薬がその作用の科学的根拠に基づいて用いられるようになれば,漢方薬の新たな適応が広がるものと期待している.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/140/2/140_66/_pdf

 

 

■キャッツクロー(Wikiより)

南米ペルーの標高400~800mのアマゾン奥地に自生する蔓性植物。葉の付け眼に特徴的な太い猫の爪(キャッツクロー)のようなトゲが生えたつるの灌木である。日本には近縁種のカギカズラ (U. rhynchophylla) があり、同様にとげの部分を生薬「釣藤鈎」として用いる[1]。

一般にサプリメントのキャッツクローは、この植物の根や樹皮から抽出した五環系オキシインドールアルカロイド (POAs) を有効成分としたものを指していると思われる。

世界保健機関 (WHO) は、1994年5月ジュネーブ会議でキャッツクローを副作用のない抗炎症剤として公式に認定した。 キャッツクローは免疫強化作用を持つ薬用植物と思われる。 医薬品ではないため、効果を謳えば薬事法違反となる。

サプリメントとしての機能
免疫力の向上
気管支喘息、気管支炎
関節炎、リウマチ
ヘルペス

 

 

加筆
抑肝散の情報
薬理作用です。比較的新しい情報
http://www.k-kenkyukai.com/nougekampo/kaishi/file/all/ZX201604.pdf


セロトニン・ジスキネジア・タウリンについて覚書

■遅発性ジスキネジアを治す!症状軽減~根治まで人柱として実験検証
食いしばりを克服までの経過

 

私は現在、5htpというサプリ(セロトニン前駆物質でBBB通過できる)を摂取して遅発性ジスキネジアの無意識の咀嚼運動(口もぐもぐ)を止めることができております
また、タウリンの大量摂取によりジスキネジアの症状軽減を経験しています

 

ミトコンドリア病におけるタウリン療法はジスキネジアや双極性障害、両方に効果が望めるのでは?
双極性障害を患っている方のジスキネジア発症率を知りたいところです

 

【重要1】
太陽の光あるいは高照度(2500〜3000ルックス)の光を動物に照射すると、脳内5-HT濃度が上昇する7)(図4)。組織学的には、網膜から縫線核に直接の軸索投射が証明されているので、この経路が5-HT神経を賦活すると言える。

 

【重要2】
セロトニン神経は,中脳から延髄にかけて分布する
縫線核を起始核とする神経系

 

【重要3】
ジスキネジアはミオクローヌス,コレア(舞踏運動),バリズム,アテトーゼなど不規則な異常運動全般を指す総称である

 

【重要4】

難病「ミトコンドリア病」発症の原因解明 ~治療薬の開発に道筋~

JST 戦略的創造研究推進事業において、熊本大学の魏 范研 准教授、東京大学の鈴木 勉 教授らの研究グループは、機能性アミノ酸の一種であるタウリンがミトコンドリア内外におけるタンパク質の産生と品質維持に重要であり、ミトコンドリア病の発症機構の一端となることを明らかにしました。さらに、特定の化学物質がタンパク質の品質を維持することでミトコンドリア病の症状を改善できることを突き止めました。

ミトコンドリアの損傷はさまざまな病気を誘発しますが、中枢神経症状や種々の臓器症状を引き起こすミトコンドリア病が特に知られています。ミトコンドリア病ではタウリンの働きが低下することが報告されていましたが、タウリンの働きの低下がなぜ重篤な病気を誘発するのか、その詳細な分子機構は不明でした。

本研究グループは、質量分析法や遺伝子工学など先進的な研究手法を用いて、タウリンがミトコンドリアのタンパク質合成に必須であることを明らかにしました。タウリンの働きが低下している細胞やモデルマウスを用いて調べたところ、ミトコンドリアの中ではタンパク質の産生がほぼ停止していました。その結果、ミトコンドリアで産生されるタンパク質の量が劇的に低下し、ミトコンドリアの機能や構造が崩壊しました。また、この崩壊により、ミトコンドリアの外(細胞質)で産生されてミトコンドリアに輸送されるさまざまなタンパク質は行き場を失い、やがてこれらのタンパク質の構造が壊れて毒性の高い凝集体として細胞質に蓄積していました。さらに、この凝集体の蓄積を抑制する化合物をタウリンの働きが低下している細胞やミトコンドリア病のモデルマウスに投与したところ、凝集体による細胞毒性が低下し、ミトコンドリア病の症状を緩和することに成功しました。

以上の研究の結果は、ミトコンドリアにおけるタウリンの機能を明らかにし、タウリンの働きが低下することでミトコンドリア病が発症する仕組みを世界に先駆けて示しただけではなく、ミトコンドリア病に対する効果的な治療薬と治療法の開発に大きく寄与するものです。本研究で有効性が得られた化合物については、ミトコンドリア病の治療薬となるかを調べるための臨床研究を今後実施することを計画しています。

本研究成果は、2018年1月9日(米国東部時間)に科学誌「Cell Reports」のオンライン速報版で公開されます。
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20180110/index.html

 

【重要5】

 

【重要6】
双極性障害とミトコンドリア病
理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター精神疾患動態研究チームの加藤忠史チームリーダーらの共同研究チーム

双極性障害におけるミトコンドリアとセロトニンの関係を解明

共同研究チームは、双極性障害患者集団の中に、ミトコンドリア病[4]の原因遺伝子(ANT1)に変異を持つ患者を見いだしました。脳だけにこの遺伝子の変異を持つマウスを作製・解析した結果、セロトニン神経細胞の活動が亢進していることを発見しました。これによって、双極性障害において、ミトコンドリア機能障害とセロトニン神経伝達の変化という、二つの病態経路をつなぐメカニズムを初めて解明しました。

[4]ミトコンドリア病
細胞内小器官であるミトコンドリアが原因となる病気。ミトコンドリアDNAの変異、あるいは核ゲノムの遺伝子変異により二次的にミトコンドリアDNAに変異が生じるために発症する遺伝病。脳と筋の症状が強く表れることから、ミトコンドリア脳筋症とも呼ばれる。

http://www.riken.jp/pr/press/2018/20180611_1/

 

 

■セロトニンについての覚え書き その1

セロトニン神経は脳幹の縫線核群に分布して、その軸索を大脳皮質、大脳辺縁系、視床下部、脳幹、脊髄など広汎な脳領域に投射している。関与する生理機能は、覚醒レベル調節、レム睡眠、鬱などの気分調節、「キレる」行動、生物時計の同調、睡眠時無呼吸、内因性痛覚抑制、抗重力筋の促通効果、副交感神経から交感神経への切り換え、など多岐にわたる。セロトニン神経の活動は覚醒時に自発性、持続的インパルス発射があるので、その役割は脳神経系の「覚醒状態」を調節するものである。覚醒時にセロトニン神経を更に賦活する因子は、歩行、咀嚼、呼吸のリズム運動と太陽光であり、抑制因子は慢性ストレスである。

「セロトニン研究」の第一人者 東邦大学名誉教授 有田 秀穂
「セロトニンの生理作用」より
http://www.serotonin-dojo.jp/article04.html

 

■セロトニンについての覚え書き その1

7. 太陽の光
太陽の光あるいは高照度(2500〜3000ルックス)の光を動物に照射すると、脳内5-HT濃度が上昇する7)(図4)。組織学的には、網膜から縫線核に直接の軸索投射が証明されているので、この経路が5-HT神経を賦活すると言える。冬季うつ病(季節性感情障害)では、暖かい土地に転地療養することで、症状の改善が見られる。それは太陽の光が5-HT神経の自発性インパルス発射(脳内5-HT分泌)を増大させることで説明される。なお、時差ぼけに高照度光療法が使われる場合には、後述するように、視交差上核の生物時計への作用であり、上記の経路とは異なる。
http://www.serotonin-dojo.jp/article04.html

 

■セロトニンについての覚え書き 基礎

痛みと神経(滋賀大学)
基礎の基礎 1. セロトニンの系
http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/anatomy2.html

 

■遅発性ジスキネジアについての覚え書き その1
本音で語る。都内大学病院勤務医師ブログ
ジスキネジア(dyskinesia)
元々は振戦、アテトーゼ、Chorea以外の不随意運動全ての総称
その後、チック、バリズムが独立した概念となった。
現在もdyskinesiaは概念であり具体的な運動は示さない
(1)薬剤性ジスキネジア
・抗精神病薬:遅発性ジスキネジア(tardive dyskinesia)
・抗パーキンソン病薬:治療行きをoverしたdopaにより生じる
・老人性口部ジスキネジア:口をもぐもぐする運動。線条体の微小梗塞が原因。https://doctor-book-blog.blogspot.com/2018/06/movement-disorder.html

 

■遅発性ジスキネジアについての覚え書き その2

日本医事新報社
登録日:2017-03-16 最終更新日:2017-06-16
遅発性ジスキネジア
■代表的症状・検査所見
【症状】
□ジスキネジアはミオクローヌス,コレア(舞踏運動),バリズム,アテトーゼなど不規則な異常運動全般を指す総称である。

□遅発性ジスキネジアは,主にドパミンD2受容体遮断作用を持つ抗精神病薬を投与してから3カ月以上経過後,または使用中止6カ月以内に生じる,口周囲,舌,下顎を中心とした不随意運動である。

□頸部,体幹や四肢にもみられることがあり,D2受容体遮断作用の少ない非定型抗精神病薬では生じることは少ないとされる。

□症状は,舌を出したり引っ込めたりや,口をもぐもぐさせる,顔をしかめる,眉をひそめるなどの動作など顔面を中心とした常同的な運動である。

□頸部や体幹に出現したり,手先では指がばらばらに動く(piano playing様)動作がみられることもある。

□いずれも自分の意思とは関係なく生じるが,短時間これらの運動を止めることもできる。

【検査所見】
□診断は問診による薬剤の使用歴の聴取と,上記のような特徴的な不随意運動の神経学的診察による。

□本症に特異的な検査所見はないが,ジスキネジアをきたす他疾患, たとえば神経変性疾患(ハンチントン病,chorea acanthocytosisなど),脳血管障害,代謝性疾患(甲状腺機能亢進症など)を鑑別するために頭部MRIや採血を行うことがある。


双極性障害とミトコンドリア病とジスキネジアとタウリン

■遅発性ジスキネジアを治す!症状軽減~根治まで人柱として実験検証
食いしばりを克服までの経過

 

私がタウリンを大量に経口摂取している訳を説明いたします

皆さんは以下の研究結果をご存知ですか?

■双極性障害とミトコンドリア病
理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター精神疾患動態研究チームの加藤忠史チームリーダーらの共同研究チーム

双極性障害におけるミトコンドリアとセロトニンの関係を解明

共同研究チームは、双極性障害患者集団の中に、ミトコンドリア病[4]の原因遺伝子(ANT1)に変異を持つ患者を見いだしました。脳だけにこの遺伝子の変異を持つマウスを作製・解析した結果、セロトニン神経細胞の活動が亢進していることを発見しました。これによって、双極性障害において、ミトコンドリア機能障害とセロトニン神経伝達の変化という、二つの病態経路をつなぐメカニズムを初めて解明しました。

[4]ミトコンドリア病
細胞内小器官であるミトコンドリアが原因となる病気。ミトコンドリアDNAの変異、あるいは核ゲノムの遺伝子変異により二次的にミトコンドリアDNAに変異が生じるために発症する遺伝病。脳と筋の症状が強く表れることから、ミトコンドリア脳筋症とも呼ばれる。

http://www.riken.jp/pr/press/2018/20180611_1/

 

■一方、ミトコンドリア病とタウリン

ミトコンドリア脳筋症は現在日本で大正製薬が処方薬申請中
処方薬といっても中身はタウリンです

タウリンを大量処方されている患者は10年以上発作やてんかんを起こしておらず副作用もない
処方量は1日14g(1回4グラムを1日3回)
https://www.taisho.co.jp/company/release/2018/2018041601.html

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/IVS-2.pdf

 

タウリンは輸入規制がありますが、個人で海外からサプリ購入することができます
ただのアミノ酸なのに、日本だけ医薬品扱いで輸入規制があり個人では1ボトルしか買えません

私はこちらのものを飲んでます
https://jp.iherb.com/pr/Now-Foods-Taurine-Double-Strength-1-000-mg-100-Veg-Capsules/15787?rcode=HIR5936

 

 

タウリンを1日3グラム摂っておりましたが、「双極性障害の予防には低用量アスピリン」という海外の論文が発表され、内容も全く同意できるものでしたので、タウリンから低用量アスピリンに切り替えた時期があったのですが、その時期は今思いかえすと遅発性ジスキネジアの食いしばりがなかなかおさまらない時期でした
※低用量アスピリンがなぜ双極性障害の再発予防になるかはここでは割愛、後日記載します

 

「アスピリンとタウリンは禁忌」とされており、一緒に飲むことはできません
低用量アスピリンを止めタウリンに戻してγオリザノール・ビタノイリンを追加して遅発性ジスキネジアの食いしばりがなくなりました
※遅発性ジスキネジア食いしばり克服の経緯→こちら

 

私は双極性障害と診断を受けておりますが、脳波異常もあります
律動的なスパイク波があり、常時脳が興奮している状態だと言われてました
アルファ波もかなり少ないと言われ、ずっと心に引っかかっておりましたが、タウリンがミトコンドリア脳筋症の発作を抑えるなら、私のスパイク波も抑えられるかもしれないという希望も持ってます

 

タウリンについても、ものすごい可能性を含む物質であるということが近年わかってきました
タウリンは脳内でGABAよりもGABAのように働くという研究結果もあります
ミトコンドリアを活性化するのにも必須です
タウリンについても後日詳細に記載いたします

 

実際は、日本では大正製薬や三井化学の独占状態です(某大手財閥の管下にあります)
医薬品扱いの為、輸入規制もとても厳しいです
タウリンは簡単に言えばアミノ酸のようなものです
スルメに白く浮いている粉を見たことがありますか?あれがタウリンの正体です
海外では自由にサプリとして安価に入手できるのに、日本では購入できません

 

私のブログ記事内容ですが、
認知機能低下の為、書き洩らしが多いので時々追記しております
最近の記事におきましても追記してるところがあります


向精神薬の副作用と思われる症状リストアップーほぼ克服

■遅発性ジスキネジアを治す!症状軽減~根治まで人柱として実験検証
食いしばりを克服までの経過

赤枠は追記部分です

 

5-HTP(セロトニン前駆物質サプリ)を頓服し遅発性ジスキネジアを食い止められるようになってちょうど10日くらい経過しました
記憶障害のため飲み始めた日すら覚えてませんが、たぶん開始したのが11月20日ころからだったと思います

ガチガチ(無意識の咀嚼運動)がないだけで、本当に楽です!
※遅発性ジスキネジアを止めることに成功した経緯は→こちら

 

本日は私が回復した症状について記載いたします

多分、15年くらい前にうつ病と診断され、数年後双極性障害と診断が変わり2年前までは真面目に投薬治療に励んでました(記憶が曖昧で悔しいですが)

今となっては向精神薬を飲んだための副作用と思われる症状がいくつもありましたが、当時は病気の悪化や別の病気発症と考えてました

忘れないうちに書き留めておきたいと思います

 

順不動ですが思いついた限り書き留めました
もっとあったと思いますが、認知機能低下でかなかな頭が回りません
思いだしたらその都度更新しておきます

 

当該薬をやめてすぐ回復した症状もありましたし、断薬の離脱症状として栄養療法(有効と思われる大量のサプリも含む)を始めるまで残ってたものもありますが、大抵はサプリを始めてから消失しました

 

 

※印は未だに残っている症状です
嗄声などは大分良くなりましたがそれでもまだ違和感があります
ジスキネジアは5htp(セロトニン前駆物質サプリ)で症状が止まりますが、根治を目指してるので今実験検証中(人柱)です

 

 

◼️向精神薬の副作用と思われる症状◼️

慢性疲労のような怠さ
炭水化物や甘いものへの飢餓感

振戦(本態性振戦と同じ症状)
手の震え
足の震え
首の震え
吐気や嘔吐(1~2週間に1回)
肝機能γGPT高値

頭がボヤッとする
呂律が回らない
嚥下障害
ヨダレが止まらない
ゼロゼロ痰が絡む
肺炎
声が全く出ない(1週間から10日程度を2回)
※嗄声(声がかすれる)
手に力が入らない

※急激な視力低下
※白内障
※夜の目の暗転
夜盲
※斜視
複視
目が霞む
ドライアイ
眼痛(圧迫されるような痛み)
※飛蚊症
眼瞼痙攣

聴覚過敏
感覚過敏
音、光、水に過敏
筋肉のこむら返り(筋硬直?)
胸痛
動悸
便秘

顔が洗えない 窒息感
足がもつれて歩きづらい
運転時路肩が怖くて中央によってしまう
尾行されている妄想幻覚
虫の幻覚

フラッシュバック(幼少期の記憶)
異常興奮激昂

不眠
匂いがわからない
RLS(むずむず脚症候群)
顎関節症(今思うと遅発性ジスキネジアの始まり)

希死念慮(パニック障害やアカシジアのため)
不安
予期不安
パニック障害
アカシジア
遅発性ジスキネジア(対処療法は成功してるが根治に向けて実験検証中)

夜間頻尿(夜中7~10回程度、日中はほとんど尿意がない)
不眠
イビキ

※計算が出来ない(簡単な足し算引き算が出来ない)
※短期記憶(本が読めない)
※失語(言葉が出ない)
※記憶障害(記憶喪失、健忘)
※知能低下

胸の締め付け感(狭心症の薬処方で経過観察)
※体重増加(10キロ以上)
※脂質異常(高コレステロール)

記憶障害が幸いして、辛かった時の記憶がどんどん薄れてますが、こうやって書き出すと、随分大変だったんだなあと
自分よ、よく頑張った!
と自分を褒めてやりたい

 

引き続き、遅発性ジスキネジアの根治を目指して実験検証いたします!

 

ガチガチを止めることができているので気持ちに大分ゆとりができました
私の今まで行ってきた減薬や断薬について、栄養療法やサプリや見直した生活習慣食習慣をボチボチ更新していけたらと思います
また、論文を読み漁るのが趣味となってきてますので有益な情報を掲載できたらと思います

抗精神病薬を止めようとして苦しんでらっしゃる方、どうか諦めないでください!